実務データ分析虎の巻Vol.100~データ分析とデータ活用の違い


データ分析とデータ活用の違いとは何か

私のキーワードは「データ活用」です。
どんなに素晴らしいデータ分析をしても、自分の目的に対して適切に“活用”できない限り、データを使いこなしたとは言えません。

そして、この点で多くの人が行き詰っていることも事実です。

 データ分析とは、このデータ活用の極一部の作業でしかありません。
多くの人がこの部分のクオリティを上げることだけに一生懸命になっていますが、これだけでは、データ活用に近づくことはできません。



データ分析そのものは作業であり手段です。
その手段は適切な目的に対して、適切な形で使われて初めて活かされます。

この図の中では特に(1)の箱、そして(3)の箱のスキルも取得できると、(2)の手段としての「データ分析」の強力な下地となり、本当の意味で「データを活かす」ことができます。

(1)や(3)の中身は、単純な「知識」や「方法論」ではありません。

ここが難しいところですが、何とか突破さえできれば、あとは場数と経験でぐんぐんとその価値あるスキルを伸ばすことができます。


関連記事

  1. 実務データ分析虎の巻Vol.36(KPI設定のプロセス)

  2. 実務データ分析虎の巻Vol.70(「考える」にも2種類あります)

  3. IoTやBIと分析スキルとの関係を整理すると・・

  4. 2021年度始動しました。「最適なオンラインプログラム」をご提供します。

  5. 7/31発売の新刊のお知らせです

  6. 日経コンピュータ連載『問題解決に導く ファシリテーション術』最終回

PAGE TOP