実務データ分析虎の巻Vol.39(課題定義が全てを決する)


課題定義が全てを決する



 





 



 



新潟県燕市役所職員を対象としたデータを活用したプロジェクトを毎年サポートさせて頂いています。



若手職員による実在のデータやテーマを扱うプロジェクトで、初年度は「観光振興」をテーマに課題を掘り下げ、提言を作りました。



そして、その翌年のテーマは



 



「地場産業を活性化するには」でした。



   



 ではみなさんがこのテーマを与えられて最初に考える/行うことは何でしょうか?



 



プロジェクトでは、課題がぐらつかないよう、無駄なデータ分析に走らないよう、まずはチームで課題をしっかり定義しました。具体的には次の2つです。



 



 ・地場産業とはどんな定義・指標で範囲を決めるのか



 ・“活性化している”とはどんな状態で、測る指標は何か



 



これらを決めないでデータを集めたり、分析に入ったりするとどうなるでしょう。



 



人によって定義や評価基準が異なるため、集めるデータも分析結果や結論までバラバラになってしまいます。それをやり直したり統一することのコストは甚大です。



 



地場産業を定義する指標として「売上額」「従業員数」「歴史」「知名度」など、活性化の指標として「売上額の増減」「新規商品数」「認知度」などが挙がりましたが、チームとしてよりユニークな指標も検討しました。



 



この定義に沿って、必要なデータや分析方法を決め、実際のデータの入手可否などとの塩梅を見ながら現実解を探り、具体的な方策や提言につなげたのです。



 



最初の”入り口“が全ての効率や成果を大きく左右することをメンバー全員で改めて確認しました。



 



曖昧な課題定義によるインプット(データや指標)で検討や分析を始めてしまい、結局期待する答えが得られなかったという経験はありませんか?



それは、分析の問題ではなく、(入り口の)課題定義の問題である可能性がありますよ。



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