「分析のゴール設定」での”要注意”キーワードはこちら


「分析のゴール設定」での”要注意”キーワードはこちら

まず何よりも最初に必要なことは「分析のゴールを設定する」ことです。

ところが、このゴール設定は初心者にはなかなか一筋縄ではありません。実務の中で実践しようとすると、良く出てくるキーワードがあるのです。

例えば、頻出なものが

1)効果的 (例:XXXを実行するための”効果的”な手段を特定したい)

2)適切な (例:XXXという問題を解決するための”適切”な方法を導きたい)

ところが、何を持って「効果的」なのかが決まっていないと、結論が出せないのです。

つまり、コストはいくらかかっても良いので、とにかく結果が多く(大きく)でれば良い、ということなのか

コストパフォーマンス(費用対効果)を最大化したい、ということなのか

成果が増える(増分?増率?)ことが良い、ということなのか

効果的という言葉一つとってもこれだけの解釈の余地があります。

そして、そのどれを意図しているかによって、評価基準や指標が変わってきます。

そこまで考えた上で、データを集めたり、分析などの作業に入らないと、かなり遠回りするか、途中で迷走してしまいます。

このようなケースは少なくありません。

ゴール設定の奥深さですね(そしてこれは、分析方法や統計知識で解決できることでもありません)。



関連記事

  1. 5/28 SMBCコンサルティング主催『ビジネスデータ分析 実践基礎講座』登壇!

  2. 実務家のための「データ活用」徹底実践講座【オンライン】(9/9)

  3. 多摩大大学院ビジネススクールで教授表彰を頂きました

  4. 実務データ分析虎の巻Vol.63(「それ知ってどうするの?」で見直してみる)

  5. 自治体のデータ活用成果発表会を企画!

  6. 「行政へのデータ活用成果全国発表会」EBPMレポート掲載!

PAGE TOP