実務データ分析虎の巻Vol.72(あと一歩のプロセスが圧倒的な質の違いを生み出す)


あと一歩のプロセスが圧倒的な質の違いを生み出す

データを使って、「売上が低いのは○○店が足を引っ張っているからだ」「売上が低いのは水曜日が顕著だ」ということを導き出すことは難しくありません。

そして、世の中の多くは、例えば「では、○○店で水曜日に値引きセールをやろう」とか「前日(火曜日)にチラシを入れよう」といった方策案を出します。

確かにこの方策案は「データに基づいたもの」かもしれません。

 

でもちょっと待ってください。これって”結果論” ⇒ “方策”になっていませんか?

 

なぜ○○店で水曜日に売り上げが下がるのか“という要因特定はスキップされてしまっています。

 

もし時間とお金に余裕があれば、とりあえず先の方策を実施して、その効果を見ながら、改善するまで方策を変えつつ実施するのもありでしょう。

 でもそのような時間やお金に余裕がない、もしくはもっと成功率を上げたいのであれば、その背景にある要因をデータで突き止め、それに直接作用する方策を実施すべきです。

 これは、「分析作業のやり方」の話ではありません。
データを“どこで”、“どうやって”、”どこまで”使うと何ができて何ができないのか、を分かっているか否かの問題です。

 分析やデータの精度よりも、思考プロセスの是非が成果をより大きく左右するのです。


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