前回の「明確、具体的な言葉の定義」に続き、「適切な課題設定」に必要なポイントの2つ目は「データで定量的に」です。
例えば、話し言葉ではそのままスルーしてしまいそうな「急激に」や「非常に」といった価格的な表現は、データで問題を解く場合には要注意です。
人によって、程度の認識が違っていたり、最悪な場合、意図的に大げさに伝えることもあるからです。
「急激」とは2割なのか5割なのか、いつからのことを指しているのか、など数値化できるとこは事前にはっきりさせることで、出発点の課題認識を共有できます。
『“非常に”売れたといっていたくせに、たったこれだけのことか。』
といったオチ になりませんように。