データ活用に必要なのは「統計」でも「データサイエンス」ではない、という話


統計とデータサイエンスを「データ活用」の中でどう捉えるか



 



このような、データ活用の全体図を作ってみました。





 



 



 



 



 



相手にメッセージを伝えるには、話の筋道(=ストーリー)が必要です。つまり、なぜその結論に至ったのかの根拠と流れです。



「統計」や「データサイエンス」は、その中の個々の仮説を客観的に検証するための「ツール」として使われます(データ分析も同じです)。



これらは、単独(単発)でいかにすごい分析結果を出しても、それだけではストーリーを語ることはできません。



やはり「統計学」も「データサイエンス」もパーツでありツールでしかないことが分かります。



 



「もっと高度な分析をやりたい」



という話が挙がったときには、図の中のどの部分をゴールとして置いているかを確認するようにしています。



個々の仮説検証(濃いオレンジの箱)をする、または何も目的なく、目の前のデータから何かしらの情報を取り出してみるというゴールであれば、「データ活用」とは違う世界の話となります。



関連記事

  1. nest Conference 2022で講演します(7/8)

  2. 実務データ分析虎の巻Vol.47 (データ活用の成果を左右するもの(入口編))

  3. 実務データ分析虎の巻Vol.34(データの特徴を“広く”捉える)

  4. ベトナム版『それちょっと、数字で説明してくれる?』本発売!

  5. 2024年もどうぞよろしくお願い致します

  6. 実務データ分析虎の巻Vol.61(回帰分析の「R-2乗値」について)

PAGE TOP