実務データ分析虎の巻Vol.2(組織の中で分析の納得性を高めるもの)


無題



 



 



 



組織の中でデータ分析結果の納得性を高めるものって何でしょう?



適切なデータや正しい分析作業も重要ですが、実は次のポイントも重要です。



 




  1. 課題から結論までの全体の整合した流れ(ストーリーライン)


  2. 分析対象とした課題の範囲とそれを選んだ根拠




 



これらの考えが抜けていて、全体の流れがロジカルでないと、いかに部分的に良い分析ができても、主張を全体として納得してもらえません。



例えば「顧客分析からこんな課題が分かりました」と言っても、「では売上が落ちている原因は顧客以外にはないのか」というごもっともな指摘を受けることでしょう。



全体像を見せてから、各論の詳細に入る(その各論を選んだ理由もデータで示すとベスト)という進め方です。



 



これはデータ分析の技術そのもとというよりは、“データをどこでどう使うか” が全体像とともに事前にきちんと把握、設計されているかという問題です。



 



研修の中でもこのような点を扱いますが、研修後の実務サポートの中で、具体的な課題を一緒に見ながらこのような視点を持つサポートもさせて頂いています。



関連記事

  1. 新しい表紙で増刷登場です『それ、ちょっと数字で説明してくれる? と言われて困らない本』

  2. 東洋経済での3日間『実践!戦略的データ分析活用講座』の受講者コメント

  3. (7/18)『DXデジタル変革時代の データ活用・分析 2019』で基調講演します

  4. 実務データ分析虎の巻Vol.101~データ技法では太刀打ちできない問題

  5. 日経BP主催『課題解決のためのデータ分析入門』(4/21)

  6. 日経BP主催『「仮説立案」実践講座』(9/18)

PAGE TOP